第11回国際インラインスケート岐阜長良川大会
レースレポート
Nov.06.2005

ジュニア男子表彰式
今年の長良川カップは、残念ながら小学生のレースの最中にポツポツと雨が降り出し、中学生のレース直前に本降りとなってしまい、そこで大会中止となってしまった。ここではなんとか実施された小学生達のレースについて、いっしょに参加したメンバーを中心にレポートする。
■キッズ女子
我が家のMAKI、もえちゃんが出場。
何故かスタート時にコース右側半分にギューギュー詰めで並ばされる。案の定、号砲後に何人かが転倒。Makiも危うく転けかけるが、なんとか持ち直して真ん中くらいから猛ダッシュ。
この後、Makiの話によると坂の下りでトップに出て、その後帰りの坂の手前までずっと機関車をしたらしい。復路は結構な向かい風だったため、機関車は相当疲れたハズ。最後はスピードが落ち気味で優勝候補選手達に後ろにピタリと付けられて最後の坂道ダッシュ競争になった。
坂道にさしかかった途端に、後ろの優勝候補4名が猛ダッシュ。Makiも負けじとダッシュするが坂を登り切るのが精一杯。上りきったところでスピードががっくり落ちてこの時点で5位確定。
最後のデッドヒートを制したのは紗里奈ちゃん、そして2位は実波ちゃん。この二人、去年はジョアちゃんに続いて2位、3位だった選手。タイム的に去年からあまり伸びていないのは、風と路面がやや濡れていたせいか。そんな中、機関車をしながら去年より14秒も短縮したMakiは、この一年で格段に速くなったということだろう。
なお、もえちゃんは、初めて?のレースにもかかわらず、しっかりとした滑りで見事完走した。
レース後、Makiは悔しいと言って号泣していた。そりゃ、この風の中を一人で機関車すれば、実力的に同等以上のライバル達にラストスパートで負けるのはあたりまえ。でも、小学生のうちはレースの駆け引きをせず、全力投球せよ、という川崎先生の教えに従った健闘ぶりだったので、メダルは逃したけれどもいっぱい褒めてやった。
| 順位 |
氏名 |
出身 |
タイム |
動画 |
| 1 |
清○紗里奈 |
愛知 |
3分40秒41
(対昨年+0.21秒) |

動画 キッズ女子
(15.3MB)
|
| 2 |
北○実波 |
大阪 |
3分40秒83
(対昨年-0.12秒) |
| 3 |
井○朋美 |
徳島 |
3分41秒02 |
| 4 |
後○眞佑 |
千葉 |
3分42秒くらい |
| 5 |
Maki |
埼玉 |
3分47秒くらい
(対昨年-14秒) |
■キッズ男子
期待のりゅうクン登場。兵庫の是○クンとの因縁の対決。マイキーもこの二人にどこまで付いていけるか。
予想通り、りゅうクン、是○クンが飛び出し、マイキーがちょっと遅れて付いていく。往路はりゅうクンが引っ張る展開。他にこの三人に付いていける子供はいない。
折り返して復路を戻ってきたときには、是○クン先頭、りゅうクンが後ろに付いていた。向かい風をこれつクンが引っ張ってきたので、坂道でりゅうクンのダッシュが勝ると予想したが、是○クンのダッシュは力強く、りゅうクン、横に並びかけるのが精一杯。ゴールラインで得意のイーグルホークを決めるが結局さしきれず、またも是○クンの勝利となった。りゅうクン、この借りは渡良瀬で返すしかない。頑張れ!
マイキーは先頭の二人のちょっと後ろをずーっと一人旅で見事3位(パチパチ)。最後のダッシュはまだ余力を残していたようで、ラストスパートはいつもの弾むようなスケーティングだった。最初から先頭の二人のパックに付いて行けたら結果はどうなっていたか?
まだ二年生なので先がとても楽しみ。バーバラ、もうすこしスピード練習をさせて、来年は金メダルを取りに行こう!
去年一位の子○クンのタイムが3分22秒94。条件の悪かった今年の優勝タイムの方が良かった。今年の二人がこの一年でどれだけ速くなったかかよく分かる。
| 順位 |
氏名 |
出身 |
タイム |
動画 |
| 1 |
是○延泰 |
兵庫 |
3分17秒54
(対昨年-7.41秒) |
動画 キッズ男子 (18.4MB) |
| 2 |
りゅう |
東京 |
3分17秒91
(対昨年-12.24秒) |
| 3 |
マイキー |
東京 |
3分40秒70
(対昨年-2.02秒) |
■ジュニア女子
みなみちゃん出場。
去年優勝の萌子ちゃんが今年もぶっちぎり優勝。今年は路面と風のコンディションからタイム的に不利だったからか、タイム的に去年とほぼ変わらず。2位争いは4名の熾烈な戦いとなったが大阪の二人がメダルをゲット。みなみちゃんはスタートで出遅れ中位から追い上げて7位でゴール。最後まで低い姿勢でフォームが崩れていなかった。今4年生だから、おそらくもうすぐ成長期。体力が向上してきたらグングン速くなる予感がする。
| 順位 |
氏名 |
出身 |
タイム |
動画 |
| 1 |
中○萌子 |
群馬 |
3分16秒61
(対昨年+1.48秒) |
動画
ジュニア女子 (16.6MB)
|
| 2 |
諸○鈴央花 |
大阪 |
3分33秒88 |
| 3 |
木○日向子 |
大阪 |
3分34秒06 |
■ジュニア男子
ジュニアは出場人数が多く、2レースのタイム順。速い選手が沢山いる組が有利。
◇第一レース
ナツくんが出場。千葉のチーム紳の強豪選手が、このレースにかたまってしまった。
スタートで予想通り優勝候補の選手達が飛び出し、最後まで先頭グループ6名が生き残り。坂道で水○クンが飛び出す。さすが高学年。とても力強い滑りでぶっちぎりの1位。
問題は2位争い。二人ともかなり疲れているが、追いかける後○くんの方がまだ足が残っており、何度も追い抜きを仕掛ける。ところが先を行く松○くんがブロック(ちょっと微妙だなぁ...)。後○クン、左から抜けず右から追い抜きを試みるが、コースの右端まで追いつめられてとうとう転倒。こういう場合、いったん1〜2m下がってから加速して抜けばよかったのかなぁ。ちょっと後○くんに同情するレースだった。
先頭集団に少々遅れて、レース久しぶりのナツくんもゴール。去年よりしっかりとした滑りになっていた。
◇第2レース
SOU、タクミンとカズキくんが出場。
SOUはいつものとおりスタートで出遅れて先頭を追いかけるが、先頭集団がわりと早めにペースを落としたため、坂の手前で追いつく。SOU曰く、先日の埼玉カップで先頭を引いて最後に負けた反省から、今回は先行する二人の後ろに付いていたそうな。
復路の中程で先行のスピードが落ちてきたのでSOUが仕掛け、そのまま2位以下に大差をつけてゴール。あのまま減速する先頭の後ろにいたら、後続に追いつかれるし、タイムが悪くなったろうから良い判断だったと思う。残念なのは、ラストスパートのフォームが非常に小さく後ろ蹴りになってしまっている点。もう一回川崎先生の教えを思い出して、丁寧なプッシュの練習をしよう。
その後、タクミンが中程でゴールしたが、全員がゴールしてもカズキくんが帰ってこない。本来なら実力的にはタクミンらと競って帰ってくるハズ。なんと坂で転倒し腰を打って途中リタイヤしていたのだった...残念。スピードの練習を沢山すると、カカト重心が身について多少ぶつかっても転けなくなる。いっぱい練習をして来年のジュニアハイクラスを目指そうね!
◇レース結果
めでたくSOUが三位入賞(パチパチ)。小学一年生からレースに出場し始めて、初めてのメジャー大会入賞。よく頑張りました。来年からは中学生クラスなので、またしばらく辛抱が続くけど、がんばって続ければいつかは速くなるはず。
で、結果は以下のとおり。去年の優勝タイム3分1秒よりも随分遅い。今年はずば抜けた子がいなかったということか。なお、もし、第1レースの後藤クンが転倒していなければSOUはたぶん4位だった。SOUが第1レースに入っていたらどんな展開になっていただろう。タイム順だと組み合わせによる「たられば」をつい考えたくなる。ホントは上位選手による決勝レースが見てみたい。
| 順位 |
氏名 |
出身 |
タイム |
動画 |
| 1 |
水○聖也 |
千葉 |
3分11秒22 |

動画 ジュニア男子第1レース
(12.8MB)

動画 ジュニア男子第2レース
(19.8MB)
|
| 2 |
松○輝明 |
大阪 |
3分16秒10
(対昨年-7.08秒) |
| 3 |
SOU |
埼玉 |
3分18秒63
(対昨年-14.48秒) |
■感想
継続してレースを続けている子供達は必ず速くなっているのが良く分かった。SOUやMakiは決して最初から速かったわけではないし、運動神経が特別優れているわけでもないが、ずっと練習を続け、沢山のレースに出場していたら、とうとう長良川カップで入賞できる(狙える)レベルになった。
もちろん、カラダが大きくなって技術が身に付いてきたのがその最大の理由だろうが、「あきらめない心」、「がんばれる心」が鍛えられた点も無視できないと思う。みなさん、周りのキッズスケータをレースに出場させて、心の成長をさせませんか?
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